左ききのエレンのお話をしましょう。
どうも私です。
トップページに広告が表示されたら更新の時期。
今回は以前から書く書く詐欺をしていた「左ききのエレン」のお話をしましょう、先日ジャンプコミックスから待望の第1巻が発売されました。おめでとうございます。
私は発売日に本屋に走り、後日Amazonからも届きました。ドンマイドンマイ。
重要なのは、コミックスが重版になれば第2部が始まるという事です。なので多く買っても問題は無いのです。これほど期待値の高い投資もないでしょう。
みんな~、私が第2部読みたいから買ってね。
と言ってみたところで誰も買ってくれないでしょうから、今回は左ききのエレンの話をしてみたいと思います。ちょっとでも気になったら読んでみて下さいね。
既に感想系の記事はたくさん公開されています。とても愛のある記事がたくさんです。愛にあふれています。
私の記事いる?
となりますが、書かない状態が日常生活に支障をきたしています、なにか言わないと、一言でもいい、一文でもいいから書かないと、仕事も手につかなくなっています。
精神安定の為に書いてます。
白髪は増え、腰と肩は慢性的に痛い、寝不足で常に眠い。疲労困憊で書いています。
良いんです、別に報酬を貰って書いているわけでもないので、締切もありません。
私が左ききのエレンに人生を狂わされた話をしましょう。
ちなみにネタバレは無い気はしますが、あってもドンマイ。
まずは1巻発売記念のPVをどうぞ
カッコいいかよ!ドラマかよ!
現在ジャンプ+で連載してますけど、一見少年漫画っぽくは無いですよね。現代の広告代理店が舞台ですし、登場人物もデザイナーやアーティスト、クリエイティブディレクターなんて発声した事もないですし。
でも読み進めると少年漫画で主人公が、か弱い少女を守る様に、世界を救う様に、女の子から急に惚れられてモテモテになる様に、リアルな世界で憧れるようなストーリーになっているんですね。
単行本の帯にはこう書いてあります
「これは大人の為の少年漫画だ…」
少年の時に憧れた主人公と一緒なんですよ。だからこれは少年漫画。
主人公の朝倉光一はうだつの上がらない若手のデザイナー。
私は愛着を持って光ちゃんと呼んでいます。
彼が絶妙なキャラ設定なんですね、登場人物みんなそうなんですけど、キャラ設定がしっかりしてる、その人毎に歩んできた人生、背景がしっかり見える。
だからどこかで見たような場面、どこかで聞いたようなセリフがリアリティを高めています。
とりあえずジャンプ+で1話目を読もうか
まぁまぁ無料だから無料だから
冒頭数ページでちょっと胃が痛くなる人はハマると思います。
様々なテーマがある左ききのエレンですが、まず冒頭は光ちゃんのうだつの上がらなさが語られます。
あなたは光一でしたか?エレンでしたか?さゆりでしたか?神谷でしたか?
そんな話題で鳥貴族で盛り上りたさ。きっと一晩中語っていられるなぁ。
光ちゃんは出来る子です、学生の頃から自分のやりたい事を決めて、しっかりとその為の努力をして、希望の仕事についている。
でも何かが足りない、頑張っても頑張っても求める物は手に入らない。
そんな希望と絶望を繰り返す日々。
オレは、オレの事ばっかりだ
光ちゃん泣きます。私も泣きます。
だってダセェから、自分がダサくてダサくて嫌になるから。
カッコ良くなりたい、キレイに生きたい、成功したい、認められたい、褒められたい。
全部自分の事なんだよな、自分の事しか見えてない時があるんだよな。
そして舞台として登場する横浜、実は、でもないんですけど、私が横浜出身なので風景がまた懐かしさがあるんですよね。
美術館は行った事無いのでいつか行ってみたい。
こうやってリアルとリンクさせるアイテムとか背景が入り込むのもうまい。
あっ、ちなみにこのMVのロケ地も同じ場所なので2度美味しい。
自分のルール決めたんだ
甘えて生きたくはない
どんな苦しい時だって
愚直に守りたい
最近は音楽を聴くと左ききのエレンのシーンがフラッシュバックする病にもかかっている、いろいろな所に重なっている。
シーンは学生時代に戻ります。
ここで光ちゃんは山岸エレンに出会ってしまいます。
人生に”もし”は無いけれど、もしエレンと出会っていなければ光一の人生は全く違った物語になっていたはず。
誰かとの出会いは全て、自分を構成しています。
エレンは劇中で”天才”として存在します。
天才ってなんでしょう?よくわかりません。
だって天才じゃないんだもの。
時々私たちは認知出来ない才能を天才と呼びます。
ここでのテーマは”才能”です、天才と凡才。エレンと光一が対になっています、このふたりを軸に物語は展開していきます。
パパの手はそうじゃなかったんだ
才能は呪いです、そもそも生まれて、生きていくことも呪いに近い。
その生き方しか選べないのが幸せなのか?
エレンの感情は本当によくわからないんですよ、才能がある人のパーソナルって想像するしかない。才能しかない自分は想像できない。
でも才能に引き寄せられてしまう、外から見るとまぶしくて、綺麗だから。
ここで第3の視点加藤さゆりさんが登場。
さゆりさんはさゆりさんと言ってしまうよね。
さゆりさんは大人です、学生時代から冷静に客観的に自分と周りを見ています。
大人になるという事は自分をあきらめる事でもある、自分はここまでだと見極めて生きる事と見限って生きること。
才能の向き合い方が3者3様に違いますね。
才能を求めるオレ
才能を呪う天才
才能を見つめる大人
実際誰に近いって言ったら学生時代の自分なんて美術部の眼鏡くんが近い。
ごめん眼鏡くん大好きよ、一番学生っぽくて、重要なポジションよ。
光ちゃんもさゆりさんもましてやエレンなんていなかったな。
何かにならなきゃ
退屈で生きていけねぇよ
オレはオレが諦めるまで諦めない。
光ちゃんの原点はここでしょうね、この言葉をいつか回収するまでの物語です。
シーンは現代に戻ります。
ここでキャラクター人気投票1位の流川さん登場。
初登場時は完全に敵役です。
まぁ、黙って観ておきなさい、最後には流川さんに惚れてるから。
サラリーマンやれよ
さて、どうなるのか。
結局普通に1巻の内容追ってみましたけど、これからどんどん面白くなっていきます。
おまけに左ききのエレンを読んで人生を狂わされて、突然テーマ曲を作ってしまった人のお話はコチラに。
今日はこの辺でまた広告出る前に更新しますわ。
語りたい事はまだまだたくさんあるけど上手く書けない。